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論文

Josephson effect between conventional and Rashba superconductors

林 伸彦; Iniotakis, C.*; 町田 昌彦; Sigrist, M.*

Physica C, 468(7-10), p.844 - 847, 2008/04

 被引用回数:13 パーセンタイル:50.66(Physics, Applied)

通常型の$$s$$波超伝導体と、ラッシュバ(Rashba)型のスピン軌道相互作用を持つ空間反転対称性のない超伝導体との間のジョセフソン効果を調べた。ラッシュバ型スピン軌道相互作用は、クーパー対のジョセフソン・トンネリングに、特徴的な影響を及ぼす。その結果として、超伝導体間のジョセフソン結合は、スピン・シングレット的結合とトリプレット的結合との2つの成分に分離される。そしてそれら成分間には、位相$$pi$$だけの差が現れる。このことは、Al/CePt$$_3$$Si接合に対する最近の実験結果を説明するうえで重要となる。これらのことを、われわれは明らかにした。

論文

Quantum synchronization effects in intrinsic Josephson junctions

町田 昌彦; 叶野 琢磨*; 山田 進; 奥村 雅彦; 今村 俊幸*; 小山 富男*

Physica C, 468(7-10), p.689 - 694, 2008/04

 被引用回数:18 パーセンタイル:59.93(Physics, Applied)

最近、高温超伝導体を利用した量子デバイスの研究が盛んに行われている。その1つの理由は、高温超伝導体それ自身がジョセフソン接合であり、無数のジョセフソン接合のアレイとなっているためである。これは、デバイスを作る際に問題となる均一な接合の大量生産が容易に可能かどうかという点を既にクリアしており、大きな研究のモチベーションとなっている。この高温超伝導体に対し、本研究では、量子素子としての機能を見いだせるかどうかという観点から、理論的にその可能性や、可能性があるとした場合のその機能の特徴を調べた。その結果、$$mu$$mサイズかそれ以下にすると、量子効果が機能しはじめ、多数のジョセフソン接合が同期できることがわかった。これは、レーザーやその他の同期を必要とするデバイス開発にとって重要な基礎となる知見である。

論文

Simulation of logic gate using d-dot's

中島 督*; 加藤 勝*; 小山 富男*; 町田 昌彦; 石田 武和*; Nori, F.*

Physica C, 468(7-10), p.769 - 772, 2008/04

 被引用回数:4 パーセンタイル:21.85(Physics, Applied)

d-ドットとは、d波超伝導体とs波超伝導体の2種類の超伝導体による複合ドット構造であり、両者の界面にて半磁束量子が形成されることが知られている。本論文発表では、この半磁束量子の時間変動を2成分ギンツブルク・ランダウ方程式を基に解析するシミュレーションについて述べた後、シミュレーションにより、d-ドットが論理回路デバイスとして動作することを明らかにする。また、複数のd-ドットの相互干渉についても、シミュレーションし、情報の交換がどのように行われるかを明らかにする。

論文

Electromagnetic waves in single- and multi-Josephson junctions

松本 秀樹*; 小山 富男*; 町田 昌彦

Physica C, 468(7-10), p.654 - 659, 2008/04

 被引用回数:17 パーセンタイル:58.3(Physics, Applied)

高温超伝導体の最新のトピクッスの一つである固有ジョセフソン接合からのテラヘルツ波放射について論じる。電磁波の数値計算手法を用いて、単一ジョセフソン接合から多層積層系まで、系統的にシミュレーションし、電磁波の励起ダイナミクスを明らかにする。励起ダイナミクスとしては、定在波の励起とジョセフソン磁束と反磁束ペアの形成がどう関与するかについて示す。

論文

Periodic flux jump in superconducting Pb networks as consequence of the extended Little-Parks effect

石田 武和*; 松島 吉明*; 清水 誠*; 林 正彦*; 海老澤 丕道*; 佐藤 修*; 加藤 勝*; 小山 富男*; 町田 昌彦; 佐藤 和郎*; et al.

Physica C, 468(7-10), p.576 - 580, 2008/04

 被引用回数:3 パーセンタイル:17.18(Physics, Applied)

超伝導ネットワークの拡張リトルパークス効果は、磁場の関数として超伝導臨界温度が周期的に変動する現象である。本研究では、鉛を用いた蜂の巣格子と三角格子を電子線ビームリソグラフと蒸発鉛フィルムのリフトオフプロセスを組み合わせることで観測系を準備し、印可磁場を変動させて磁化をSQUIDを使って調べた。その結果、磁束跳躍の直接観察に初めて成功した。これは臨界温度の変動による超伝導臨界電流の変動が原因で磁束跳躍が起こることを直接観察したという点でインパクトが大きく、拡張リトルバークス効果の要因を初めて明らかにしたと言える成果である。

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